ベスタス・ジャパンはこのたび、株式会社ユーラスエナジーホールディングスとの、秋田県鹿角市のユーラス田代平ウインドファームへの運転・保守サービス契約を更新いたしました。

ユーラス田代平ウインドファームは、設備容量7,650 kW、2002年11月に運転を開始し、9基のベスタス製風力発電機V52-850 kWが設置されています。ベスタスは同発電所へ、2020年より稼働率保証付きの運転・保守サービス契約AOM4000を提供してきました。2022年に、同発電所が運転開始から20年を迎えたことから、改めて風力発電機の綿密な検査と、効率的な稼働の継続に必要な整備を実施し、このたび、発電所が運転26年となる2028年まで、稼働率保証付きの運転・保守サービス契約AOM4000を延長いたしました。

ベスタス・ジャパンのサービス事業を統括する杉山竜太郎は、「ユーラスエナジーホールディングス様が、ベスタスの運転・保守技術力を高く評価し、サービス契約を延長していただいたことを誇りに思います。今回の運転・保守サービス契約の延長は、既設発電設備の有効活用を通じて、ユーラスエナジーホールディングス様の風力発電所運営の高度化、効率向上に資するものと確信しています。」

「風力発電機の設計寿命は一般的に20年ですが、年数を経た風力発電機を備える風力発電所は、どれひとつとして同じものはありません。お客様が、設計寿命を超えて風力発電機の稼働をお考えの場合、ベスタスは、世界中の55,000基・144GWもの風力発電機へサービスを提供している経験と技術力、データインサイトを活用し、お客様の発電所の綿密なアセスメントを行い、今後の発電所運営戦略についてのお客様の決定をサポートします。」と述べています。

ベスタスはこれからも、風力発電機のパフォーマンスと効率を最適化してきた35年の経験をもって、お客様の風力発電機の生涯にわたるサービスパートナーとして、発電所の効率的な運営をサポートしてまいります。

■株式会社ユーラスエナジーホールディングスについて

ユーラスエナジーは1987年に米国カリフォルニア州で風力発電事業をスタートさせて以来30年以上にわたり、一貫して世界各国で再生可能エネルギーの発電事業に従事しているグローバル企業です。日本国内における風力発電業界のリーディングカンパニーでもあり、現在、世界15の国・地域で風力および太陽光発電事業を展開し、操業中の発電所の設備容量は3,428MWとなります。

■ベスタス（Vestas）について

ベスタスは、持続可能なエネルギーソリューションに関するエネルギー業界のグローバルパートナーです。世界中で陸上および洋上風力発電機の設計、製造、保守を含めたさまざまなサービスを提供しています。べスタスがこれまで納入した風力発電機は、世界87カ国で合計164GWにのぼり、業界ナンバーワンの納入実績を誇ります。また、業界をリードするスマートデータ機能と、合計144GWの風力発電機へのサービス提供を通じて、データを活用した各種分析、診断、及び新技術開発を行い、業界最高水準の風力発電ソリューションをお届けしています。ベスタスの28,000人を超える従業員は、明るい未来を実現するために、お客様とともに持続可能なエネルギーソリューションを世界中にもたらしています。

ベスタスは日本において、1993年に最初の風力発電機を納入して以降、現在稼働中の風力発電機は合計640MWを超えます。日本法人であるべスタス・ジャパン株式会社は、東京本社と、全国12か所にサイトオフィスを構え、日本における陸上および洋上風力発電機の販売と、稼働中の風力発電機へのメンテナンス等のサービス提供を行っています。

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